ウルテク 集客多角化導入

集客多角化とは?

集客多角化とは特定の集客チャネルに依存せずに複数の集客チャネルを運用しながら売上を向上させていくマーケティング手法です。

全てを広告代理店に依頼すれば確かに集客の多角化は出来ます。ですが、事前にどの集客チャネルが効果があるかを検証してからの方が無駄が無くなります。

また、想定していなかった集客チャネルが効果があったり、広告代理店が通常対応しないような集客方法を見つける事が出来る可能性もあります。

そして、最も重要なのは集客多角化を検証する際に集められたデータを分析する事で広告費の無駄を削減し、反響率の低下による代替案をすぐに出せる体制を整える事ができる点にあります。

テレアポ中心の会社のケース

例えばテレアポを中心にこれまで集客をしていた会社の場合、新たに法人用のターゲットリストを整備しつつ、例えば、郵送DMを送ったり、メールDMを送ったりする等、これまでと違ったアプローチでの集客を検証します。

当然、インターネットを活用した集客も実施しますので、リスティング広告であったり、最近では法人向けの案件紹介サイトまでを検証の範囲とします。

このような複数のアプローチの中でどれが最も効果的でどのような予算配分をする事で今の売上を超える広告宣伝費の配分が出来るかを検証します。最終的には自社でのデータ分析を含めて多角化した集客チャネルを運用していくお手伝いもします。

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データ集積・解析技術を活用

営業代行、プリセールス、インサイドセールスの分野は長きに渡り属人的でどちらかというとシステム的な営業構築よりもメンタルタフネスが優先されていました。

営業という厳しい職種においてはそういった一面も当然必要ですが、より一層営業の効果を出すにはデータをもっと活用してはどうだろうか?それが当社からの提案です。

従来の営業代行や営業支援において顧客任せだった営業リストの作成を専用クローラーを構築する事でWebサイトから収集します。

集客方法については従来のテレアポによるアプローチに限定せずに、DM、セールスレター等のアナログ媒体、メールアドレス収集によるメール営業、ネット広告、等の複数のチャネルを用いてアポ取りを実施致します。

集客検証後はどの営業チャネルが最も効果があったか、どのジャンルの顧客の反響が強かったか等の営業データの振り返りを専用サイトにてデータを集計の上、継続的な営業活動の改善につなげます。

経営層の営業に関する悩み
①営業リストを更新したいが時間が無い

各営業担当者がお目当ての企業のWebサイトアクセスして電話番号を調べて電話を掛ける。あるいは古くから使われているリストをいつも使いまわしている。こういった状況は無いでしょうか?

当社がご提案するのは営業リストの収集をWebサイトから専用システム(クローラー)を構築して収集して新しいリストを構築するという提案です。

一般に公開されているWebサイトを閲覧しに行く必要もなければ、リストをコピペして作成する必要もありません。リストを更新するのも時間がかかるからと後回しにする必要もなくなります。

まず、より鮮度が高く、多くのリストを取得する事がアポイントの確度を高める可能性を高めます。

経営層の営業に関する悩み
②新しい集客を試したいが人員がいない

テレアポでのアタックがメイン、DMからの反響を待つ待ちの営業、リスティング広告に大量の予算を掛けている、等各企業ごとにアポイントまでのルートが複数あります。

ここで、テレアポやDMを並行してテストをしつつアポイントを進めている?あるいはDMやリスティング広告を並行して運用している、そういった企業はどれくらいあるでしょうか?

意外な事にあまりないのが実態です。それは怠慢ではなくやはりそれぞれの広告媒体ごとに専門のスタッフが必要となるためそこまで手が回らないというのが実態ではないでしょうか?

ゴール設定したアポイント数には複数のルートがあります。複数の営業チャネルをテストする事でより低コストで効率が良くアポイントが取れるチャネルを探し出します。

経営層の営業に関する悩み
③分析をしたいが社内人員の時間がない

営業代行や広告代理店に依頼して集客は実現できているが、毎度同じリスト、同じ媒体、同じ結果の報告だけで改善点が明確に提示されていないケースがあります。

厳密には営業にゴールはありません。全てのお客様がYESと言ってくれる事はないからです。そのためNOを言われたお客様とYESを言われたお客様との違いを分析する必要があります。

それが、広告媒体なのか、リスト属性なのか、アポイントのタイミングなのか、様々な要素があります。そういった成功したケースの分析を次に活かす事でよりアポイントの精度を上げていきます。

そのためには可視化されたデータを表示するツールが必要になります。しかしツールだけでは眺めて終わりになります。そこで継続的な改善提案を並行してご提示する事が必要になります。

1.クローラーデータ収集

クローラーとはWeb上をロボットが巡回してデータを収集するプログラムの事を言います。クローラーをお客様のターゲットとするリストが多く見込まれるサイトに設定しターゲットリストを収集します。

リストはCSV形式にて出力しお客様にご提出し、データ分析ツールにも同期させ、テレアポ等の反響管理を行っていきます。

収集可能なWebサイト事例

広告代理店:アルバイト求人媒体、転職求人媒体

不動産会社:不動産ポータルサイト

ネット通販会社:ネット通販モール、特定ECサイト

医療機器会社:医療系監督官庁サイト

弁護士・税理士:許認可公示サイト、国税庁サイト

食品会社:飲食店ポータルサイト

リネンサプライ会社:ホテル宿泊予約サイト

※登記簿等の閲覧にログインや料金が発生するクローズな環境にあるWebデータは収集不可となります。オープンな誰でも見られる状況のサイトからの取得となります。

2.マルチチャネルアプローチ

作成されたリストを基にアポイント獲得のアプローチを行います。ここで、テレアポだけでのアプローチではなく、DM、法人マッチングサイト、FAXDM、リスティング、メール広告等の複数の手段を用いたアポ取りを行います。

どの広告媒体を使用するかは商品、業界特性、リストの内容(電話番号やメールアドレスが無い等)、予算、等の複合的な要素を考慮して御提案致します。

3.データ解析と改善提案

アポイント獲得の進捗報告を併せてアポイント獲得期間終了後にふり返りのデータ分析を行います。データ分析の環境にはAmazon Quicksight等を使用します。

これは世界でも有数のクラウドコンピューティング環境であるAWS(Amazon Web Service)上にデータを置く事でデータのセキュリティと高速度の分析を両立させるためです。

実際のデータ分析は複雑な解析も行いますが、報告として上げるレポーティングはグラフィカルで見やすく、次の改善を検討するのに活かせる資料やグラフを作成致します。

分析の事例

エリア分析
どのエリアからの反響が最も多かったかを分析します。

時間帯・期間分析
特定の曜日、時間帯、月末月初等の反響が集中するタイミングがなかったかを分析します。

チャネル分析
広告チャネルごとの反響率を整理して報告します。

移動平均
同じ反響数だった場合に目標予算達成までにどれくらいの期間を要するかを予測します。

最適予算配分
予算と反響別に最も最適な広告媒体の組み合わせを計算します。

キーワード分析
最も反響の大きかったキーワードやフレーズを分析し原稿の見直しを図ります。

価格プラン

導入実績・事例

導入実績

導入企業名、詳細事例につきましてはお打合せ時に公表をさせて頂いております。毎月の継続的なご依頼をされるケースから、一定間隔を開けてのご依頼、新規事業立ち上げに伴うご依頼等、多岐なパターンでのご依頼を受けております。

ご利用されるケースが多い業界としては不動産会社様、広告代理店様、インターネット関係の事業者様、法人向け製造業様、弁護士、税理士等の士業様からのご依頼が多いです。

毎期150%成長の当社の事例

当社ではコンサルティング系やM&A系の事業とは別に実業としての事業運営を行う事で、自らのサービスをテスト検証する事としております。

当社社内の事業として「不動産リノベーション事業部」という部署がございます。こちらは7年程前に設立した部署で主に不動産会社様向けにリフォーム工事と不動産取引のサービスを提供しています。

設立期より当社社内にて当サービスを利用して新規開拓を実施しています。

①クローラーによるリスト構築
・宅建業許可業者のリストをクローラーにて収集

②マルチチャネルによる見積依頼獲得
・DM、FAXDM、テレアポ等の複数のアプローチで集客を実施

③データ収集分析によるアプローチの改善
・広告宣伝都度、効果を測定して毎回のアプローチを改善

上記のプロセスを継続的に繰り返しました。途中、サービスの供給自体が追い付かず、営業活動を止める時期が出るほどの反響がある時期もありました。

こちらの新記事業を開始して7年を経過しましたが、毎期150%の売上成長と共に売上高も6億円近くまで成長し、不動産業界にて一定の認知をされるまでのサービスとなりました。

また、お客様である不動産会社様からも当サービスでの営業活動の協力依頼を受けるケースも増えてきました。営業を受けた側から見ても効果が予想されるサービスと感じて頂けたケースではないでしょうか。

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なぜ、当社が選ばれるのか?

10年に渡る実績

当社の設立時期はビッグデータの解析サービスが世に知れた時期と重なります。

設立当社からデータマイニングを活用したコンサルティングや事業立ち上げを実施しており、データ量の成長に比例して多くの案件のご依頼を頂いてきました。

これまでの御取引先様の数は全サービスを含めますと300社を超えます。継続的な御取引きも多く、多年の実績を基に安定したサービスの提供をお約束します。

泥臭い社内実業検証

当社社内にて実業としての新規事業を立ち上げ、当社のデータマイニングやコンサルティングサービスの実験の場としています。

不動産リノベーション事業部という不動産会社様向けのリフォーム工事や不動産取引を提供するサービスを構築し、実業の泥臭い部分も理解した上でのサービス提供を実施しています。

顧客の利益向上にフォーカス

当社のサービス全般において「顧客を儲けさせる」を目的とする事にしています。どれほどITシステムとして優れていても、どれほど優秀な人材が揃っていてもお客様の利益に貢献できなければ意味がありません。

サービスのご提供に際して、IT業界や投資家の流行や常識を基にサービス構築を検討せずに「このサービスはお客様に利益を持ってくる事ができるか」という基準でサービスを構築しています。

仮に全てのサービスをSaaS化してしまえば利益は多く出ますが、お客様への利益貢献へのアプローチが弱くなると考えています。そのため、敢えて一部、アナログな人的アプローチをサービスに残しています。

ご利用までの流れ

①お問合せ
お申込みフォームまたはお電話にてお申込みいただきます。折り返しご連絡のうえお打合せの日程を調整させて頂きます。簡単なご質問に関してはこのタイミングでご回答致します。

➁お打合せ
Zoomまたは直接のご面談のうえ、既存の営業方法を確認致します。ヒアリングを踏まえ最適な価格プランを御提案致します。御契約書のWebサイン及び料金のお振込み完了と併せてシステム設定を開始致します。

③システム設定
必要となるクローラーの開発、情報共有システムの設定を実施致します。1日~3日で設定は完了致しますが、業種や対象となるリストにより少し日程を伸ばさせて頂く事があります。

④スタート
システム設定完了後にリスト収集を行います。抽出したリストをお客様にご確認いただいた上で、ターゲット顧客へのアポイント取りのアプローチを開始します。

FAQ

Q1 どのような業界でも対応が可能ですか?
A1法人向けの商材やサービスを扱う企業様であれば多くが対応可能ですが、あまりに特殊な商材やニッチな商材、または公序良俗に反する商材を扱う業界に関してはお断りする事がございます。
Q2 個人向けの営業商材への対応は可能ですか?
A2個人情報保護法の観点から個人様への営業活動は行っておりません。法人様への営業のみとさせて頂いております。
Q3 期間はどれくらいかかりますか?
A31か月の期間を基本契約としてご提案しております。長期契約の場合も1か月ごとの更新となります。
Q4成果報酬でのサービス提供はしていますか?
A4成果報酬での対応は行っておりません。成果報酬単価の積み重ねが結果として高額になるケースがあるのと、受注確度の低いアポイントを大量に取る等の本質とかけ離れたアプローチとなる事を避けるためです。
Q5リスト収集だけ依頼することはできますか?
A5可能です。こちらは、 データコンシェルジュという別サービスを御用意しております。
Q6商談への同行は可能ですか?
A6商談への同行は行っておりません。アポイントや資料請求の獲得までの対応としております。
Q7常駐でのサポートは可能ですか?
A7お客様の会社内での常駐での業務支援は行っておりません。ただし、事前のお打合せに関しては訪問またはZoom等柔軟に対応致します。
Q8テレアポのスタッフは女性ですか?男性ですか?
A8原則、女性となります。
Q9 DMやLPのデザインはどこまで作成や修正が可能ですか?
A9 事前にサンプルデザインをご提示のうえ修正は2回まででお願いしております。
Q10 データの分析に使用するソフトは決まっていますか?
A10 分析内容によりR、SPSS、Excel、Amazon Quicksight等、必要なツールを選択して使用しています。
Q11 どのくらいのターゲット件数まで対応できますか?
A11 アプローチ方法によりますが、テレアポだけに限定すると1社につき1回のご発注で1,000件を上限としております。DMやメール営業に関しては10,000社を上限としております。
Q12 お支払い条件はどのようになっていますか?変更可能ですか?
A12   お支払いは前払いとなります。原則として変更は出来ませんがカード決済を別途ご用意しております。

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